2017年9月11日月曜日

(2-2) 検査終了集中(2)

前記事(1)から続けます。


他の原因、例えばご来院集中などは、患者様がご来院になる前に予見して、対策を打てます(混雑予想の表示、ネット予約枠の増減等)。

一方、検査終了集中については、(あくまで現状では、)患者様がご来院になり、検査診察がある程度進行しないと、ある程度の確かさで発生を予見するのがまだ難しい面があります。


現状、予約・事前電話ありの全ての方について必ず、診療進行の予定を数分刻みで図表上に書き込むことで、何時何分頃が診察が混みやすいかを計算し、混雑予想等に反映させています。

これだけでも、以前と比べれば、検終をかなり抑制できるようになりました。


ですが、当日ご来院後、一通り予定の検査・診察を進める上で、元々の予定に無い追加検査が発生したり、または検査・診察の所要時間が予想より大幅にずれることがあります。

このような状況により、診察のタイミングが大幅にずれる、または2回目の診察が発生する等のため、元々想定していない時間帯に診察が混み合うことになります。

これが目下、検終の直接的な原因です。


次の(3)に続きます。

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