ここでは、特定の患者様のプライバシー等にも関わるため、あまり詳細にはお伝えせず、あえてぼかした表現とする旨ご了承ください。
まず、原因④(結果的に平均診療時間が長くなったこと)について。
分かりやすく、特に検終集中の状況になった場合で考えます。
3組様がほぼ同時に検査が終わったとして、微妙な検査終了のタイミングから、診察順番が一番後になった方の待ち時間は、前に2組いらっしゃるので、5分×2組=10分です。
これが平均10分の場合は10分×2組=20分になります。
この9/22の実際の正確な数字は敢えてお伝えしませんが、あくまでこれまでの平均的な実績として、たまたま平均診察時間が長い場合、概ね+10分前後は変わってくるようです。
次に、原因⑤(特定処置に起因して次の診察検査の準備に時間・手間を要したこと)について。
これもあえてこれまでの平均的な実績ですが、今回と同じ特定処置の場合、後の方の診療準備等のために5~10分程度要しています。
つまり、今回9/22の状況で原因④・⑤いずれかが無ければ、あくまでこれまでの平均的な実績の数字を使えばですが、最大待ち時間30分は5~10分縮まり、両方無ければ15~20分縮まった計算にはなります。
ただ、診療の質を落とさない大前提からすれば、他の原因を作らないことで対策すべきことと重ねて考えていますので、この計算はあくまで参考値として受け止めていただければと思います。
ひとまず、9/22の事例については以上です。
→事例研究集リストに戻る
→目次に戻る