目次の章立て順ではありませんが、重要度を踏まえ、先にこちらを記します。
今現在、様々な原因の中で影響度が最大なのが「検査終了集中」(略称:「検終」)です。
(→検終の意味については、こちらをお読みください。)
他の原因(ご来院集中等)による長いお待たせ状況の発生は、様々な対策を重ね、かなり目に見えて抑えられるようになってきました。
一方、「検終」は、他の原因と比べて抑制が比較的難しい性質があります。
可能な対策を地道に打つことで、少しずつ抑制できるようになってきましたが、まだハードルがある程度残っているのが現状です。
とはいえ、遅かれ早かれ、工夫次第でこの検終も限りなく発生を抑えられる見通しは持っています。
それが実現すれば、(机上計算の上でですが、)毎月の連続待ち時間10分以内率95%以上、かつワースト記録もかなり改善できると見込まれます。
では、具体的に何がどう難しいのか、どう対策すれば良いのか。
現状どこまで進んでいるのか。
次の(2)以降である程度詳しくご説明します。
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