前記事(14)から続けます。
続けて、原因⑥・⑦両方が無かったと仮定してシミュレーションしてみます。
その場合、(12)・(13)を併せた状況となり、以下の結果になっていたと考えられます。:
(当日のご来院順にリストアップ。ただし、実際に連続待ち時間10分以内の方は含みません。
なお、このリストアップは(7)~(14)と全く同じです。)
・予約あり1名様 … 実際は10分強待ち → 変わらず
・予約あり1名様 … 実際は15分待ち → ご来院せず(0分)
・予約なし2名様 … 実際は30分前後待ち → ほぼ0分
・予約なし1名様 … 実際は25分待ち → 10分待ち
・予約あり2名様 … 実際は25分強待ち → 7~8分待ち
・予約なし1名様 … 実際は20分強待ち → 2分待ち
・予約あり3名様 … 実際は20分前後待ち → 1名様は来院せず(0分)、2名様5~10分待ち
(12)・(13)を併せた結果ですので、やはり相当な違いになっていたと推定されます。
これも、原因①・②を併せた結果(→(10))と同様、加速度的に改善されることが分かります。
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