「診療進行状況の見える化」を始めて、丸1年が過ぎました。
この間、ただの一日も、お一人たりとも抜けなく正確に進行
状況を記録し、改善に役立ててきました。
(年間で延べ約1万人弱の方。2分30秒刻みで受付~検査~
診察~お会計の流れ、各所要時間等を専用の図表に記録)
たまたまですが、丁度1周年を迎えた2/7(水)夕方の段階で、
連待5分以内率90%強・10分以内率約99%に到達しました。
(あくまでオフシーズンのみに実現可能な数字です)
昨秋より、主にご来院集中対策のため、特に予約なしの方の
時間帯別ご来院率を予測する研究を少しずつ進めています。
これまでの手応えとして、ある程度条件に恵まれればですが、
ある程度正確に予測できることが分かっています。
(ひとまず大まかに30分刻み程度で。今後は15分刻み目標)
これまでに得られた知見をまとめると、以下の通りです。:
・当たり外れの境が比較的くっきりしている
(例:9~10時台は概ね当たり、11時台は大外れ等)
・外れたのは、何らかの決定的な予測要因の不足による
(裏返せば、その不足が無ければほぼ当たったはず?)
(裏返せば、その不足が無ければほぼ当たったはず?)
この2点に基づくと、不足した要因が何かを的確に見抜き、
外れる度に予測方法を修正すれば、精度は上がる理屈です。
そのサイクルを絶やさず、引き続き精度向上に努めます。
①その日の天候(最低/最高気温、雨雪・強風の有無等)
(↑前日以前の天候の良悪による反動も含む)
②当方の混雑予想、実績表示(◆の多さ、◎の少なさ等)
(↑現在時刻以前のご来院人数、twitter発信等も含む)
③多くの患者様よりの当院への注目度、信頼度
④特定の症状・目的の流行・必要度(花粉症、学校検診等)
他にも細かくは挙げられるとは思いますが、今現在の見解
として、主要因はほぼこの4点に集約されると考えています。
とはいえ、どの要因が具体的にどの程度影響するかと言えば、
4つの要因どれを取っても、決して単純ではありません。
①だけでも、気温や風速など細かい要因が複雑に絡みます。
例えば、以下のどちらが影響が大きいかの判断は難しいです。
・積雪が残っているが気温が高く晴天の場合
・積雪は無いが、気温が低く風もやや強い場合
③も、以下のような要因で大きく変わります。:
・当院の不手際、不測の誤解等により不信感を買った場合
・諸原因でインターネット検索結果が大きく変動した場合
後者はネット全盛の現代ならではですが、諸々の原因で変動
した場合、ご来院集中または逆に極端なご来院減を招きます。
(昨年5/12~13の極端な混雑はこれが原因と推定しています)
変動の原因はおおよそ特定できているため、苦い経験を踏まえ、
徹底した分析と対策により、現在は問題なく推移できています。
(例えば、ネットの状況は毎日逐次チェックしています)
・当院の不手際、不測の誤解等により不信感を買った場合
・諸原因でインターネット検索結果が大きく変動した場合
後者はネット全盛の現代ならではですが、諸々の原因で変動
した場合、ご来院集中または逆に極端なご来院減を招きます。
(昨年5/12~13の極端な混雑はこれが原因と推定しています)
変動の原因はおおよそ特定できているため、苦い経験を踏まえ、
徹底した分析と対策により、現在は問題なく推移できています。
(例えば、ネットの状況は毎日逐次チェックしています)
データを蓄積してゆけば、信頼性は理屈の上では上がります。
これまでの苦い経験も踏まえ、少しずつ解明は進んでいます。
これまでは、どちらかと言えば勘と経験で予測してきました。
今後は、精度と安定性を上げるため数字・数式も多用します。
(方法をある程度試行錯誤するため、当たり外れ率は多少
変動しますが、患者様のご迷惑にならない範囲で行います)
引き続き、手段を尽くして精度向上に努めてまいります。